Web面接だからといって聞かれる質問は対面式の面接と変わることはありません。
頻出の質問例
①学生時代に力を入れたこと
②当社の志望理由
③入社して何を達成したいか
④自分の長所・短所
これらは必ずと言っても良いほど頻繁に聞かれる質問です。
これら以外にも、次の質問もよく聞かれます。
⑤最も苦労した経験とそれをどのように解決したか
⑥尊敬する人は誰か
⑦当社の弱点をどのように考えるか
⑧入社後にしてみたい仕事、その理由は
⑨10年後の自分は何をしていると思うか、何をしていたいか
➉夢は何か
質問には意図がある
就活面接で企業が知りたいのは「あなたがどんな人か」です。つまり「素のままのあなた」です。全ての質問はこのためにあるといっても過言ではありません。素のあなたがどんな人か理解した上で、自社の仕事や社風に合う人なのかどうか、求める人材かどうかを判断したいと考えるからです。
例えば営業職を中心に募集している企業としましょう。営業の現場では、想定外のトラブルや顧客との調整が日々発生します。そういった場面でも冷静に落ち着いて対応できる人なのか。これまでに逆境に直面して乗り越えてきた経験があれば、想定外のトラブルに対応できる可能性が高いと評価して貰えるでしょう。
企業側も、就活生が面接の質疑応答の準備を入念にしていることは当然分かっています。それを前提に、面接官は面接用に準備したあなたの顔ではなく、あなたの本当の顔を見ようとアレコレと考えます。優しい先輩風の態度でくる面接官や高圧的な圧迫まがいの面接官など、さまざまなタイプの面接官がいるのもこのためです。
入念な準備をして素の自分とは違った自分を面接用に準備することも可能ですが、企業も真剣にあなたを観察してきますので、少しでも疑念を抱かせれば先に勧めない可能性があることも理解すべきです。
アピールするところはしっかりアピールするにせよ、最終的には「素の自分を理解してもらった上で、合う合わないは企業の判断を待つ」というのが良いでしょう。素の自分を見せれば良い、と思えば面接の緊張も多少は和らぐはずです。