自己分析の進め方

 自己分析の目的は「自分の長所を知る」ことです。

そして、それがなぜ長所と言えるのかを自分の経験から説明できるようになることです。

 

まず、次の3つの視点で自分自身の過去を振り返ってください。

①注力したこと

②続けてきたこと

③嬉しいと感じたこと

 

いつまで振り返るかですが、小学校のころまで振り返るようにと書かれているアドバイスもありますが、原則は学生時代までで大丈夫です。小学校や中学校の頃と大学生の今では性格が大きく変わっている人も多くいます。小学校や中学校の頃のエピソードを聞いても、面接官からすると「で、今はどうなの?」と思ってしまいます。面接はせいぜい1時間程度ですので、今のあなたを判断してもらうためにも学生時代の経験を話すべきです。

 

ただし、②では小さいころまで振り返ることがあっても構いません。幼少期よりピアノを続けてきた、ダンスを続けてきた、書道を続けてきた、といったケースです。

 

経験(事実)を箇条書きで書き出す

 

まず、①・②・③各々について当てはまることを書き出してみましょう。

その時に、WhenI(いつ・期間)とHow(どのように)も書き加えるようにします。

 

次に、書き出した項目ごとにWhy(なぜ)を考えて書き出します。

なぜ注力できたのか? 

なぜ続けてきたのか?

なぜ嬉しいと感じたのか?

 

書き出し終わったら全部を眺めて下さい。

自分の「頑張れること」や「好きなこと」、「嬉しいと思うこと」が徐々に見えてきませんか。

これが皆さん一人一人の長所であり特性です。

 

短所と長所は表裏

 

短所については敢えて自己分析する必要はありません。

長所と短所は裏表の関係と言えるので、自分の長所が分かれば短所も話すことができます。

例えば、

「ダンスを小さいころから続けている。練習を苦に思ったことはない」➡

長所:興味あることに対し目標を達成するまで根気よく取り組むことができる

短所:興味をもつと一つの事に集中しすぎる。周囲の状況もみれるようになりたい。

 

マイナス思考はNG

 

日本人は自分のことを謙遜する傾向が強いです。

「自分の長所なんて大したことありません」、「失敗談なら沢山あります」、「長所よりも欠点が多いと思います」など。

 

謙遜するのは構いませんが、皆さんの長所が大したことないか(会社で役に立たないか)、大したことありそうか(役に立ちそうか)を判断するのは企業側です。企業には皆さんが知らない業務が沢山あります。自分では大したことがないと思っていても、そういった特性をもった人材を企業が探していることもあります。皆さんは、謙遜せずにアピールしましょう。